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【新築】断熱についての考え方

お家づくり

こんにちは!

今回は弊社で使用する断熱についての考え方になります。
弊社が考える断熱の考え方になりますので、新築ご検討の方はご参考になさってください。

まとめ
・施工が大事!きちんと気流止めは施工すること。
・断熱材も大事だけど、バランス感は必須。窓も大切。

<font size=3><b><u>目次</u></b></font>
・基本的な考え方
・断熱材によっての違い
・なぜ断熱なのか
・施工方法によっての違い
・窓の大切さ


注意

<font size=3><b><u>基本的な考え方</u></b></font>

まず、基本的な考え方として断熱においては隙間を作らないこと、というのが大前提となります。これはどの材料を使った時であっても同じ考え方です。そもそも断熱材を使った家づくりというのが認知されてきたのが実はまだ<b>40年程度</b>しか経っておらず、その時期に施工された物件が問題点を顕在化させてきたのがここ15年ほどの間です。

上図は東京都環境局の公示している「断熱設計の考え方」から、注意点として示されているものです。基本的には全て空気の移動による熱移動を示していて、これが何より基本であることがわかります。

原理的な部分についてはリンク先にある内容をご覧頂ければ良くわかる内容となっていますが、断熱材の種類によらず「気流を動かさない事」はとても大事であることがわかります。

・参照元リンク <a href=https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/tokyo_zeroemission_house/ninsyo/tebiki.files/191003Chapter6_7_8.pdf>東京都環境局「断熱設計の考え方(PDF)」</a>


<font size=3><b><u>断熱材によっての違い</u></b></font>

上図は断熱材の能力と必要な数値を示したものです。
記載のある「断熱材熱抵抗値」(R値)というのは、断熱材の厚みを各断熱材に表示される熱抵抗率で割ったものです。

つまり、計算上はこんな感じです。


<font color=red><b>高性能グラスウール16K
熱低効率 λ=0.038
壁の厚さ 105㎜</b></font>

R値=厚み0.105÷0.038=約2.8

<font color=red><b>吹き付け断熱材A
熱低効率 λ=0.038
壁の厚さ 105㎜</b></font>

R値=厚み0.105÷0.038=約2.8

この数値については各断熱材ごとに設定が違っており、種類によって違いが出るのは数字ではなく施工方法や特性による部分が大きいのが断熱材の違いとなります。

<font size=3><b><u>なぜ断熱なのか</u></b></font>

ここまで数字の事などを書いてきましたが、結局のところなぜ断熱なのか?という部分についての考え方は各社違いがあるように感じます。特に、冬の冷気や夏の熱などを防ぎ快適で安全な家づくりという部分は共通するものの、それから先にどう維持していきたいかという部分は若干違いが見て取れます。

弊社では、全ての基本は「安全で安心な住まい」であることと、「長期に亘り快適に、かつ低燃費でメンテナンスは最小限に」であることを目指した家づくりと考えます。

そうなると、まず大前提は快適な家づくり。それからメンテナンスが容易かつ30年、50年先も快適に過ごせるよう低燃費であることを念頭に材料選定などをさせていただいています。

<font size=3><b><u>施工方法によっての違い</u></b></font>

施工方法が間違っていると、例えばグラスウールでは内部結露からのカビの発生、吹き付け断熱材では厚み不足などによる壁内結露などなど、多くの問題が発生します。実例は様々ありますが、実際に問題が起こったあとに気が付くということも少なくありませんので最初の施工は非常に重要な要素になってきます。

特に、何を使った場合でもすべて共通する問題として壁内結露というものがあります。
写真などで見ると施工方法を間違っただけでここまでの問題になるのか、と本当に怖く感じる事も多いのも事実です。

<font size=3><b><u>窓の大切さ</u></b></font>

断熱材の種類でも書きましたが、実は意外と断熱材の種類によっての性能差というのはそこまで大きくはありません。熱や冷気が最も室内に侵入する場所として挙げられるのは窓であることが多く、可能であればここの性能を高く保つ事も断熱対策としては重要になります。

ただし、窓選びで重要なのは性能もさることながら保守性も視野に入れる必要があり、とても高性能ではあるが気密部分が雑であるとか、掃き出し窓などであれば乗った際に破損の可能性が高いものなども存在しておりなかなか難しい判断になると思います。


<font size=3><b><u>まとめ</u></b></font>

大事な部分はとにかく施工をきちんとする事!というのが結論にはなります。特に重要なのは気流止めと呼ばれる空気を動かさない仕組みです。これがきちんとできていないと、内部結露や温度差によるヒートショックなど、思いもよらない事故が起きてしまうため大きく注意が必要な部分になります。

また、窓選びは最も重要な部分の一つでもあるため家づくりの際には意識するべきではないかと考えています。

福井の断熱においては、湿気も多い地域柄結露についての対策はとても大事ですのでここは必ず確認されることをお勧めいたします。

お疲れ様でした!


【福井県限定】住宅ローンのすすめ

お家づくり


こんにちは!

今回は、ご相談いただく際にご質問されることNo.1(当社比)

ズバリ「福井で家を建てるなら住宅ローンはどこで借りるといいですか?」について

書いて行きたいと思います。 まずこのご質問の回答としての答えはある意味一つしかありません。 それは”人によります!!” ただし、特に難しい場合を除いて福井の主要地方銀行で借りるなら大して差はありません。という回答になります。…だけではお答えになっていませんので、簡単に住宅ローンについて解説していきます。

<font size="4"><b><em>この記事のまとめ</em></b></font>

・人による!ただし福井銀行、北陸銀行、ろうきんは絶対審査すべし。
 それ以外でも3銀行は必ず審査してみるべき。

<font size="4"><b><em>目次</em></b></font>

・住宅ローンの種類
・金利とは?
・最近なくなりつつある保証料の考え方
・団体信用生命保険ってなに?
・結局どこで借りるといいの?



<font size="4"><b><em>・住宅ローンの種類</em></b></font>

まず、住宅ローンには大きく分けて二つ種類があります。

・変動金利 …常に金利の変動があるもの
・固定金利 …基本的に最初に決めた金利は変わらないもの

中でも変動金利のうち固定期間選択型というものが福井での住宅ローンにおける主流となっています。
固定金利というとフラット35が有名ですが、通常銀行で審査をする場合はほぼほぼ固定期間選択型です。

<font size="4"><b><em>・最近なくなりつつある保証料の考え方</em></b></font>

また、福井の主要地銀では現在一部を除いて保証料という項目がなくなってきています。

以前は保証料に100数十万円かかる事もめずらしくなかったのですが、現在では撤廃された銀行も多い印象です。

保証料というのは銀行でお金を借りる際に、返済が出来なかった時に代わりに返済してくれる機関に対し支払うものです。これはお客様の属性(年収や就業年数など)に応じて金額が変わる、実際に審査してみないとわからない少し怖いものでした。

ただ、ここ数年はこの保証料という項目がなくなり代わりに「融資手数料」というものが全面に出るようになりました。銀行によってここの金額が変わりますが属性によっての変動は割と少なくなりました。

代わりに、早期返済した際に戻ってきていた保証料が全く戻らなくなったという弊害もあります。

<font size="4"><b><em>・団体信用生命保険ってなに?</em></b></font>

住宅ローンを借りる際に必ず入る保険がこの団体信用生命保険です。

これは銀行にとっての担保の一つとして考えられるもので、例えば債務者が死亡などにより返済が出来なくなった場合、要件を満たせば生命保険で代わりに支払うというものです。

通常の保険金とは異なり、住宅ローンの返済にしか充てられませんので注意が必要です。

<font size="4"><b><em>・結局どこで借りるといいの?</em></b></font>

個人的には福井で住宅ローンをお考えの際には福井銀行、北陸銀行、北陸労働金庫は外せないと思っています。他にも一部条件下でも良いと思います。

ただし、他の銀行がダメだという訳でも当然ありません。

大事な事はお客様によってベストな住宅ローンというのはそれぞれ変わってくるため、一つの銀行だけではなく最低でも3つの銀行で審査をしてみる事です。

たくさん審査すると印象が悪いという方もいらっしゃいますが、一生に何度もあることではない住宅ローンですからきちんと比較することはとても大事なことなのです。

人によってベストな銀行というのは変わってくるものなので、絶対!ということはないので気になるようでしたらメールを頂ければ住宅ローン診断も致します。

お疲れ様でした!


【新築】ウレタン吹付。

お家づくりの様子


こんにちは!

本日は【新築】についてのお話です。

現在弊社では、皆様にご覧頂けるよう鯖江市でモデルハウスを建築しています。
そこで今回使用する断熱材は「アクアフォーム」と呼ばれるウレタン系断熱材になりました。

この断熱材は、弊社の標準「高性能グラスウール」(以下GW)と違い吹付で充填していく断熱材となっています。断熱性能が劇的に上がるというわけではないのですが、比較的気密を取りやすく安定して人気のある断熱材となっています。GW施工はいつも見て頂いているので、敢えてオプションを施工して見て頂こうという考えです。



施工の厚みはこんな感じ。

天井 200 mm
壁  100 mm

施工出来る最大の厚みを吹付の際は採用しています。



熱橋と呼ばれる外と中を繋ぐ材料も吹き付ける事で金物へ結露することも防いでいます。
また、電気ボックス回りもきちんと施工することにより気密性も同時に確保することが出来ます。

この考え方は、実はGW施工の際にも同じ事が言えます。


また、外部の透湿防水シートの部分はふくらみにより通気層が潰れてしまう!という事で施工が非常に難しい部分ではあるので弊社では通気層の確保とウレタンの防御層の確保のため3回に分けて施工することをマニュアル化しています。

なかなか専門的なお話にはなりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください!
吹付たばかりの現場もお見せすることも出来ます(笑)

新築・おうちづくりの内容は弊社ツイッターアカウントでも随時更新します!
Youtubeチャンネルも近々オープンしますので、是非ご覧ください。

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【リノベ課】現地打ち合わせ

リノベ課


こんにちは!

【リノベ課】永遠の課長、木下です。
先日購入したばかりの中古住宅で打ち合わせを行いました。

今回のコンセプトはズバリ「男前」。弊社の商品ラインナップの中では新築ラインではTigreベースのリノベーションハウスになります。デザインコンセプトを考えるに辺り、最終的にどんな方に住んで頂きたいのかを考えながら進める事が多いのですが、このリノベハウスに関しては結構はっきりしています。

家族や仲間を大事にし、仕事も全力なイケメン父さん!というのがイメージです。当てはまってる方はぜひご完成後はご内覧ください。



さて、まずリノベーションを考えるに当たり一番最初に考えなければいけないことがあります。

それは、間取りやイメージも当然大事になるのですがもっと根本的な所で給水・排水計画です。この日は職人さんと弊社監督で打ち合わせを行い、生かす配管・つぶす配管や詰まりの起きにくい排水計画などを建物を少しづつ覗きながら進めていきました。



この住宅では床下点検口が存在していなかったため、ついでに点検口を開けてリノベーション後もきちんと点検ができるようにしました。ちなみに、今回点検口のために開口を開けたのですが古い住宅にもかかわらずきちんと床下断熱材が施工されており、当時の高級住宅であったのかなと見て取れます。


これからだいぶ変化があると思いますが、順番に追いかけていきたいと思います。

・給排水設備の配管整備
・床下点検口の設置
・床下のダメージ点検

今回の内容はこんなところでした。
この先が楽しみですね!

リノベーションの内容は弊社ツイッターアカウントでも随時更新します!
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【リノベ課】中古住宅買いました。

リノベ課


こんにちは!

最近のトレンドの一つとして、新築住宅もいいけど「リノベーション」も人気があります。
弊社でも最近いくつかリノベ物件のお問合せをいただきました。

そこで、良くご質問のある内容をお伝えしたい!と考え自社で物件を買ってリノベーションしてみよう!という企画を勝手に初めてみました笑

題して「コンプリートホーム部 リノベーション課」!
リノベーション部は没だそうでした。ざんねん。

初回は実際に中古住宅を購入するところから始まります。
今回は全所有者のプライバシーもあるため、すでに購入が終わってしまった状態からのスタートです。
短い動画ですが内部の様子も撮りました。



さて、実際に弊社でも最近いくつかリノベーションについてのお問合せを頂いています。
そこでよく頂くご質問はこんな感じです。

・現在の状態からどういう風に変わるのかわからない
・費用はいくらくらいかかるのかわからない、不安
・イメージ通りのリノベーションになるか不安
・センスに自信がない
・費用対効果が新築の方が良いと聞きました
・リノベーション物件は工事中の中身がわからなくて不安
・住宅ローンは組めるの?
・欠陥住宅にならないか不安

などなど。
主にお金の質問や現状との変化が気になる方が多いのかな?という印象です。
なので、実際の現場を追いかけてお見せしていこうと考えています。



この他にもお伝えしたい事はいろいろありますが、少しづつご紹介していけたらと思います。
今後は動画を通じて実際のリノベーションを追いかけていきたい!と考えていますので、どうぞお楽しみに!


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